可能な限りパブリッククラウドを節約して利用したい。そんな場合に一番のネックになるのはメモリ量だと思います。流石に少なすぎるとエラーがでて動かないアプリケーションがあるため、Ubuntu18.04におけるSWAP設定をまとめます。
SWAPの作成
以下のコマンドでスワップの作成と永続化が行えます。Amazonの公式ドキュメントを参考にしました。
$sudo su - $dd if=/dev/zero of=/swapfile bs=128M count=32 $chmod 600 /swapfile $mkswap /swapfile $swapon /swapfile $swapon -s $echo "/swapfile swap swap defaults 0 0" >> /etc/fstab
SWAP利用の割合をチューニングしておく
別記事に書きましたが、EC2インスタンスからのディスク読み書きが遅いため、SWAP優先ではなく、可能な限り物理メモリを優先する設定に変更します。
#現在の設定を確認 $ sudo sysctl vm.swappiness vm.swappiness = 60 #設定を変更する $ sudo sysctl vm.swappiness=10 vm.swappiness = 10 変更された設定を確認 $ sudo sysctl vm.swappiness vm.swappiness = 10 #定常的に変更を行いたい場合 $ echo "vm.swappiness = 10" >> /etc/sysctl.conf #設定を読み込み $ sudo sysctl -p vm.swappiness = 10 設定を確認 $ sudo sysctl vm.swappiness vm.swappiness = 10
以上で完成です。
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