iMac2020のNano-textureモデルを購入したので、本当に5万円の価値があるのかを検証していきたいと思います。そもそもNano-textureガラスとはなんなのか?ということですが、限りなく反射をなくしたガラスということになります。液晶購入するときに光沢ディスプレイとアンチグレアなんてタイプがあると思いますが、アンチグレアのさらに最上位という位置づけになるでしょうか?アップルのホームページにはアンチグレアについて標準的なマット仕上げのディスプレイと書かれています。
光沢ディスプレイとの比較
AppleのThunderboltDisplayと比較していきたいと思います。このディスプレイはAppleが現行のPro Displayの前に発売していた、27インチのディスプレイで表面は光沢仕上げとなっています。どちらも黒の締りも色もきれいですが、やはり光沢ディスプレイには背景が写り込んでます。一方Nano-textureには映り込みが見られません。
マット仕上げディスプレイとの比較
標準的なマット仕上げであるEIZOのディスプレイと比較していきます。
電源を消した状態だと違いが良くわかると思います。標準的なマット仕上げでは白っぽくなっているのに対して、Nano-textureモデルでは真っ黒く写っています。
画像を写してみます。どちらもきれいに写っていますよね。やはり自分は光沢より、マット仕上げの方が好きです。
黒地の背景にしてしまうと、照明が少し写り込んでいるようにも見えます。
テキスト表示比較
次にThunderbolt Displayに戻りまして、テキストの表示を比べていきます。これはnano-textureというか、Retinaかどうかの比較になると思いますが、Nano-textureモデルはまるで紙に書かれたかのような質感で美しいです。
ダークモードでPythonのプログラミング言語を映してみました。これはめちゃくちゃ見やすいです。はやりプログラミングするならマット仕上げですね。
次に気になるのはディスプレイの清掃についてです、噂では専用のクロスしか使っちゃだめとのことですが、そうです。専用のクロスついてました。他社のクロスは使わないでねという注意書きも含まれています。
まとめ
最後にまとめです。nano-texturaディスプレイですがこれは本当に見てみないと価値がわかりません。まるで光を吸収しており、本当にマット仕上げの最上位ディスプレイだと思います。写真はもちろん綺麗なのですが、テキスト表示はまるで紙を見ているかのようです。プログラミングにも向いていますね。一点だけ注意が清掃が専用のクロスでしかできないこと、液剤も使えないのでディスプレイの前でカップラーメンを食べるなんてことはご法度でしょう。
さて、タイトルにあった5万円の価値があるのか?ですが、私は圧倒的な満足感を感じています。iMac2020はCPUなども新しくなったのですが、体感できるような革新的な速さというわけではなく、エンコードなどの処理速度が増えたということぐらいで、価格に対して差を感じにくいです。一方ディスプレイは毎日見る人との接点になる部分ですので、お金をかけても全然惜しくないと思います。特に毎日仕事で使うような人は5万円なんて、やすくはないけど日割りしたら全然良いのではないでしょうか?
同様の内容ですが、動画にまとめたものが以下にあります。合わせて参考にしてください。